■回答 まちづくり事業部長より

 私からは、大崎短絡線と首都高速中央環状品川線のご質問にお答えいたします。
まずJR大崎短絡線建設に伴う補助163号線の盤下げについてでございますが、当該部分についてはJRより計画位置、構造等の計画案について説明がありました。その中で、短絡線と交差する補助163号線の道路面の建築限界4メーター50センチを 確保するために、現状道路面を90センチ盤下げする計画となっております。区では、道路法や道路構造令の基準に基づき検討した結果、提案された計画内容は道路構造上問題がないものと考えております。


しかしながら、議員ご指摘のとおり、当該地域においては道路冠水等が予想される地域でございますから、道路の盤下げに当たっては、万全な排水対策を講じるようJRに対し強く指導をしております。
次に、平面交差が残ることについてですが、当初の説明会では、貨物線の平面交差が残るという説明がなく、環境影響評価手続を行う直前になってJRはこのことを明らかにするなど、沿線住民はJRの不誠実な対応に不信感を持っておられます。区は、環境影響評価調査計画書に対する意見書においてこのことを指摘し、今後も沿線住民へ意を尽くした対応を行うよう求めました。


また、JRは当初から、短絡線整備の目的を湘南新宿ラインの増強とし、そのためには平面交差の解消が必要であるとしておりました。したがいまして、当初の目的変更はございません。


次に、環境に関するご質問でございますけれども、区は、短絡線計画が住環境に多大な影響を与えることから、当初からJRに対し地域住民に十分な説明を行い、誠意を持って対応することと、環境への影響を最小限にするため、最新技術の導入等を検討するよう申し入れを行っております。また、さきの意見書におきましても、騒音や振動、鉄粉の飛散防止への万全な対策を講じるよう求めてまいりました。
次に、この計画に対する区の所見とのことでございますけれども、首都圏鉄道ネットワークの強化と安定輸送の確保、さらには大崎地域における輸送サービスの向上などの観点から、短絡線の必要性は高いものと考えております。しかしながら、生活環境の悪化が危惧されることから、計画地周辺住民の意見や提案を真摯に受けとめ、十分に検討した上で、その検討結果を説明し 、理解と協力を得られるよう最大限の努力を行うことを求めております。特に、ルートや曲線半径等の基本事項につきましては、現計画にこだわることなく再検討を求めておりまして、区といたしましては、JRに対し、今後も地域住民へ丁寧な説明を行うよう強く要請してまいります。


次に、首都高速中央環状品川線に関するご質問にお答えいたします。
まず、区民への周知と説明についてですが、都は都市計画や環境影響評価の手続、事業認可を取得した段階など、事業の進捗に応じて、説明会などさまざまな方法により周知を図ってまいりました。また区は都に対し、地域住民に対する十分な説明を行い、理解と協力を得られるよう努められたいとの意見書を提出しておりまして、都も事業説明会や工事説明会において地域住民からの要望があれば十分説明を行う旨の発言を行っております。


実際、五反田地区におきましては、合同連絡会の方々と意見交換を行っておりますし、南品川地区や八潮地区におきましても、地域の要望に応じて町会等を中心に説明会や意見交換会を行っております。さらに、五反田にはインフォメーションセンターを開設して情報の提供に努めております。区といたしましては、都に対し、今後とも地域住民に十分な説明をするよう要請してまいります。


次に、合同連絡会が公募した代案に対する区の所見とのことですが、品川線の事業者は東京都と首都高速道路株式会社であり、区は公募案に対する所見を表明する立場にはございませんが、区は都に対し、この公募案を十分検討するよう申し入れを行いました。
都も詳細に技術的な検証を行った上で、合同連絡会と意見交換を行ったと聞いてございます。